謎的電棋 第7回大会から参加されています。画面の完成度は高く、なかなか美しい画面でした。開発者の高橋さんのキータイピングに特徴があり、プロと思わせました。高橋さんは対局前に「負けられません」と話していました。何とか決勝リーグへ、という思いがひしひしと伝わってきました。初参加で2勝をあげて、すでに目標を達成していたわたしは「別に負けてもよい」と余裕で臨みました。
第五局 手に汗にぎる終盤の寄せ合い!乾U3勝目!!
先手 ▲;謎的電棋(使用機種 VC5200 /MMX Pentium 200MHz)
後手 △;乾U (使用機種 PC98NX /Pentium 133MHz)
(第1図 29手▲5五角まで)

乾Uの序盤はワンパターンです。後手番のときは4間飛車。手順もワンパターンなため謎的電棋にその弱点を突かれてしまいました。第1図では△9二玉9五歩と突かれ早くもピンチ。。コリャ駄目だと早くも私は勝利をあきらめてしまいました。高橋さんもここでは「よし!!」と気合いが入っていていました。ところがここからも乾Uはあきらめることなく(あたりまえ)手を返していき、第2図。
(第2図 46手 △3九角打まで)

乾Uは強引に角を交換し、3九に打ち込みました。▲4八飛と高橋氏はいきたいところだったらしいのに謎的電棋はなんと▲7五角!!見ていた高橋氏も私も目を疑いました。当然乾Uはほくほくと同歩と取り込み、▲4八飛△同角成▲同玉と進みました。この時の高橋氏の落胆は大きかったようですが、まだ乾U玉は退路のない状態。まだ勝負はわかりませんでした。
(第3図 96手△7七馬まで)

乾Uは馬と竜の挟撃体制という理想的な戦い方をすることができ、このあと受け無しと判断した謎的電棋は駒捨て覚悟の玉砕王手を数回繰り返しますが勝負はこの第3図でついていたようです。高橋氏は決勝トーナメント進出を目指していたのでしょう。「この1敗は痛いです」と話していました。途中の謎的電棋の大悪手がなければどうなっていたかわかりませんが、乾Uも序盤、まずい手を指しており、全体的によくがんばったと思います。ここでついに3勝。